引き続き、昨今のご時世について考えたいと思います。
新型コロナウイルス感染拡大防止の風潮にある昨今では、これまでの「当たり前」が通用しない部分が出てきています。
例えば、必要な物が無くなれば買い物に出かけるのが当たり前だったのに、その回数を制限したり、何かしらの後ろめたさを感じながら出かける人もいるでしょう。それどころか、マスク、アルコール製品のように、今まで当たり前のように手に入っていたものが手に入らなくなっているケースも出てきています。
体調が悪くなれば病院へ行き、何かしらの診断を受け、適切な治療を受けたり薬を処方してもらうのがほとんどだったと思いますが(もちろんそうはうかない難病の方も多くいらっしゃいますが)、昨今の情勢を考えると、それは本当は「当たり前」のことではなく、とても有難い事なのかもしれません。
当たり前のように会っていた親しい人とも、仕事や同居の家族でない限り、簡単には会えない風潮になっています。さらに、元々同居であっても、特に感染リスクの高い状況の中にいる方の中には別居を余儀なくされている人もいます。
今までの「当たり前」の感覚をを変えるのは非常に難しいと思いますが、そんな中でも、物の製造・物流・販売が途絶えないよう働いている方々や、それこそ必死に医療現場を回してくださっている方々がいることを、忘れてはならないと思います。
投稿 若坊守