毎年2月最終日は世界希少・難治性疾患の日です。
岐阜県図書館を訪れたところ、難病に関する書籍の展示がありました。
その他にも瑞穂市図書館ほか、岐阜県内の幾つかの図書館でも同様の展示を行っているそうです。
※詳しくは岐阜難病連ホームページ内、『【RDD(世界希少・難治性疾患の日)in 岐阜】』に情報があります。
ここでも、少し書籍を紹介したいと思います。
著者:齋藤陽道 [ほか]
出版社:里山社
出版年月:2020.10
ISBN : 9784907497125
感音性難聴、潰瘍性大腸炎、筋ジストロフィー、てんかん、など、様々な難病患者やその介護者によるルポルタージュ集です。あまり聞きなじみのない病名もあるので、その病気について知ることもできますし、その当人や援助者の視点になって、立場や気持ちを考えるきっかけになると思います。
著者:ジェームズ・スカラ
出版社:メディカ出版
出版年月:2007.9
ISBN:9784840421690
潰瘍性大腸炎やクローン病患者は、厳しい食事制限が必要になるというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、決して何も食べられないわけではありません。病状や体調にも依りますが、内容や調理法次第で食べられるものもたくさんあります。どんな食材がよくて、何を避けた方が良いのか、避けた方がいいものでも、どの程度ならよく、またどんな調理法の方がよいのか、など、患者の方や家族の方には役立つと思います。
著者:田中繁夫
出版社:風詠社
出版年月:2018.9
ISBN : 9784434251764
ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者による手記です。病気の発症から、原因究明、検査、ALSの診断、入院、その時々の症状や苦労などを考えたり、ALSについて知ることができます。